
暮らしていく上で、【空気を読む】ことって結構あります。
空気を読む力はどうやって身につくのでしょうか?
大人になるとなんとなく身につくものかと思っていましたが、そうでもないようです。
自分なりに空気を読むことは時々ありますが、空気を読むって・・・と考えるタイミングは義母と一緒にいるときです。
80歳になる義母。
今更、空気を読め!と言っても無理です。
そもそも義母に向かって
空気読め!と誰かが言えるか?
考えてみても、言えそうな人はいないし
言ったところで受け入れそうにもありません。
でも時と場合によってはその場が凍り付くことがあります。
凍り付くその場をどうフォローするかが課題です。

Contents
今それ言う!?
義妹は数年前から入退院を繰り返しています。
旦那さんと義理妹は二人兄妹。
義母にとっては一人娘の義妹。
しかし、とっても仲が悪いのです。
仲が悪いというよりは、義妹が義母のことが大嫌いなのです。
そんな風に大嫌いになるのには、長い年月をかけて築き上げた親子関係があるようです。
それはまた今度として、その義妹が入院中に状態が急変し近い人を病院へ呼び寄せた時の事です。
呼ばれて集まったのは義母・義妹の旦那と子供・義母の妹夫婦と私たち夫婦。
それぞれ妹と面会をして病棟の談話室に集まりました。
今夜を越せればと言う状態です。
みん神妙で言葉も少なめ。
そこで義母が発した一言。
血縁関係の人は誰一人口を開かず
驚愕の一言でした。
今娘が生死の境を彷徨っていると言うのに。
誰一人言葉を発しません。
ここはうちの旦那(息子)か義母の実妹が口を開くべきだと思いましたが・・・
シーンとしています。
その状況で、義母がもう一言。
しびれを切らして私が続けて言いました。
こういう時、他人の方が待ったをかけやすいのかも知れません。
私の後に口を開いたのも妹の旦那=他人でした。
結果的に、義妹は持ち直したのですが
ラーメンを食べに行って、娘の死に目に会えなかったとしたらどう思うのでしょうか?
空気を読むってどういうこと?
空気を読む行為は不安からきている?!
以前、なんかの番組で空気を読む力は遺伝が50%と言われていたような覚えがあります。
その時、確かにそうかもと思いました。
義母の親戚は総じて空気を読まないところがあるので、遺伝と言われて納得しました。
でも遺伝以外にも色んな要素があるようです。
図書館で借りて読んだことがあります。
中野信子さんが言うには
空気を読む行為は不安から来ているもの。
確かに、色んなことに不安があると
「もしかして・・・」を考えて他人に強い態度をとれません。
だとすれば、義母は不安が全然無いと言うこと?
そうかも知れません。
いつも自信たっぷりで、誰でも自分の言うことを聞くと思っているところがあります。
でも、これも脳によるものなのか?
不安傾向が強い人のほうが長生きするというデータ
空気を読まない義母と付き合ううちに、何で?が多くなって空気を読むことについて考えるようになりました。
空気を読むのがうまい人がなぜか絶対にやらない意外なこと
日本人の空気を読む能力の徹底分析「気を読む脳」の発行にあたっておこなった中野信子さんのインタビュー
これを読んでますます興味が沸き本を読んでみたくなりました。
その中に
不安傾向が強い人のほうが長生きするというデータが出ている
とあります。
と言うことは
不安傾向が強い人=空気を読む人 長生き
不安傾向が薄い人=空気を読まない人 短命
そうかな~?
世の中を見ると、好き勝手に物を言っている人の方が長生きしているような。。。
憎まれっ子世にはばかるって言葉もありますよね。
まとめ
結局、空気を読まない義母へ良い対応策はあまり浮かびません。
自分に置き換えて考えたとき、自分は色んな事を不安に思うので長生きするのか?
- ビビリながら生きて長生きする
- 他人のことなんてきにせず自分の思うことを言って短命
どっちが良いのかと言えば・・・人それぞれです。
長生きするかしないかは別として、義母は今更生き方も脳も変えられないでしょう。
なので、今後は
空気を読めないのが脳の影響と思って対応しようと思います。
そうすればイライラすることも減りそうな気がします。
長生きするかそうでないのかは、今後楽しみに検証したいと思います。