
7回忌を執り行ったときのこです。
葬儀とか法事とかって、あまり多く出席することがないので、分からないことだらけですよね。
地域によって、違いもありますし。
旦那の実家では、葬儀とか法事の参列は生前義父がしていたので、義母はほぼそういう場所へ行くとがなかったようです。
義父が亡くなるまで仏壇も墓も無かったので、全くそういう神仏事に興味がない義母。
別にそんな人もいるだろうと思うし、私も熱心な信仰心を持っている訳でもないので、あまり気にしていませんでした。
が・・・
まさか自分の夫の7回忌を忘れるとは!
びっくりしたのと同時に、年齢なりに物を忘れるようになったと言うことを実感。
高齢の家族をお持ちの方は、人ごとでは無いかも知れません。
80代目前の義母が、以後大切な行事を忘れないための対策を考えました。
Contents
単なる物忘れ?痴呆?
前日の確認はしたと言うけれど
7回忌の前日、旦那さんが実家へ行っています。

私としては、仏壇の花とかを買いに一緒に出かければと思って旦那に行ってもらいました。
確かに買い物には出かけたようですが、花とかは買わなかったと。
そもそも旦那自体、ボーッとしているタイプ。
それに、今でも
旦那 義母
の構図で義母に物を言えないようです。
50も過ぎたオヤジがそれで良いのか?
事実そうなんです。
車の中でも、義母がずっと自分が話したいことを話していて黙って聞いているみたいです。なんだかな~と思いますが、それが旦那の家の普通ならそれはそれで良いでしょう。
ハイ!ダメ!!
前日に旦那が明日の7回忌は10時からだから9時半までに迎えに来るからと言っていれば思い出したかもしれないのに。
重要なことは、きちんと伝える!
義母はお出かけが大好き
迎えに行ったら玄関の鍵がしまっていました。
嫌な予感しかありませんでした。
やはり義母は居なくて、もしかして迎えに来るって言わなかったから自分でお寺に行った?
急いでお寺に行ってみましたが来ている様子はありません。
そこで初めて旦那が義母に電話しました。
いつもなら携帯電話なんて全く出ない義母が珍しく電話に出ました。
それは義母の住んでるところから車で1時間ほどのところ。
隣にいた私は、もういいから電話は切ってと横やりを入れました。
義母が居ない事実が分かれば、後は急いでしなければいけないことがありました。
お布施が無いのです。

花とお供え物は私たちが用意していましたが、お金は義母が用意しておくことになっていました。
私は礼装用のバッグを持ったのですが小さかったから自分の財布を持ってきて無くて、旦那の財布に入っていたお金ではお布施の金額に足りません。
朝、何となく「財布もった方が良いかな?」と思ったのはコレを予感していたのかと思いましたが後の祭り。
急いでコンビニでお金を下ろして、お寺に戻ったのが9:55分。
法要は10時からだったので、急いで花とお供え物を準備しバタバタと7回忌法要は終わりました。
お義父さん、バタバタしてごめんよ!
でも、そんな義母を一番分かっているのはお義父さんだよね。
毎日出かけて良いですけど
義母は毎日出かけます。
毎日毎日、出かけます。
私だったら家でゆっくりしたいけれど、仕事をしなくなったら、毎日が休日。
そしたら毎日出かけたくなるのでしょうか??
毎日出かけると言うことはそれだけ元気だと言うこと。
元気なことは良いことです。
まだまだ元気でいてもらいたいと思っています。
でも、大事な予定がある日だけはちゃんとしようよ!
大事な予定なんて、1年に1回あるかないかの事なんだから!
法事は数年に一度の大事な予定。ちゃんと守りましょう!
大事な予定を忘れずきちんと終わらせるために
確認!確認!!また確認!!!

今回の【7回忌忘れる事件】をうけて、今後の対策を旦那と話し合いました。
- 大きなカレンダーを実家に設置する
- 予定を実家のカレンダーに書いておく
- 前週に一度確認
- 前日に確認
- 当日朝確認
要は、確認です。
コレしかないですね。
人は忘れる生き物ですから。
50代の私も、年々忘れやすさを実感していて、仕事の時は必ずメモを取ることにしています。
それも、メモはきちんとメモ帳に書いています。
付箋とかに書くと、どっかに無くする可能性がありますが、メモ帳だとそうなくなることはありません。
まとめ
年を取ってくると、色んな機能が落ちてきます。
物忘れもその一つ。
今回の事で、感じてはいましたが、元気そうに見えても年齢なりの衰えが出ていると実感しました。
自分でも年を感じることが多くなっていますが、そんな時、同じように周りの人も年を取っていると考えなきゃいけなんだと思いました。
また1つ、伝説を作った義母。
次はどんな伝説を作ってくれるかな?