
入退院を繰り返していた義妹が入院していた病院は車で5分ほどの近くでした。
最初は毎日、そして徐々に週3回くらい仕事帰りにお見舞いに行っていました。
兄妹でほぼ毎回母親の今までやってきた伝説(悪口?!)を話していました。
私が驚くようなことばかりの義母の伝説。
伝説で本が1冊かけるんじゃないかと思うほどです。
そんな義妹が長い入院から、一度退院できることになりました。
でもその退院に際して私はとても後悔していることがあります。
あの時、気を使ってなければ・・・。
Contents
義妹の退院直前移に実父が緊急入院
義妹が翌週の火曜日退院する予定になった週末の土曜の夜。
実父が夜胸が苦しいと言って救急搬送されました。
我が家からは車で1時間半弱かかる病院へ。
日曜の朝早く病院へかけつけました。
とりあえずICUに入りましたが話も出来る状態でした。
月曜日の午後、医師から検査の結果の説明があると母と兄と三人で聞きました。
数日を乗り越えられればと言われました。
でもその時は、話も出来て冗談も言えていた状態でした。
帰り際、水曜日にまた来るからと言って別れました。
結果的にそれが最後となりました。
退院前日義妹の病院へ行く必要はあったのか?
翌日の火曜日。
本当は仕事終わりに父のところへ行きたかった。
会社からだと1時間ほどで行ける距離。
ここ数日が・・・と言われていたのも気になっていました。
でも、長く入院していた義妹が明日退院するので最後にお見舞いに行って
良かったね
と言ってあげたほうがいいかも?とも思いました。
良い義姉になるには最後お見舞いに行った方が良いだろうとの思いがあったのです。
結局、義妹病院へ行きました。
でも、その日は実父のところへ行くべきだったのです。
翌日夕方、仕事終わりに病院へ向かおうとしていた時に実父は亡くなりました。
後悔しか無い結果になってしまった
昨日お見舞いに行っていれば、最後話が出来たのに。
後悔しかありませんでした。
自分が要らない義理立てをしたせいで会いたい人に最後会えなかった。
父は、義妹を見舞った火曜日は話も出来ていたようで、私が行く予定だった水曜日も母が行った時には話も出来ていたとの言います。
父も自分が死ぬとは思っていなかったかも知れません。
本当に眠るような最後だっとそうです。
別に義妹が悪いのではないと分かっています。
自分の判断が間違っていたというだけ。
でも時間が経ったでも今でも時々思います。
後悔しかありません。
葬儀にも誰も出席せず
退院直後だったこともあって義母は妹のところへしばらくの間泊まることになっていました。
なので葬儀には旦那側からは一人も出席しませんでした。
状況が状況なだけに、母も兄も何も言いませんでした。
そもそも母も兄も他の人のことをどうこう言うことがありませんし、旦那の事は大好きなので旦那がいれば十分なのです。
私も義母が来なかったことは正解だったかも知れないと思いました。
空気を読めない義母が何を言うか分からないので。
でもその後、義母からはお悔やみの言葉が一言もありませんでした。
義妹も自分の体のことでいっぱいいっぱいです。
なんでこんな人たちに気を使って間違った選択をしてしまったんだろう。
自分が選んだことですが、残念でしかたありませんでした。
今後は自分中心で行動しようと心に決めました

結局、義理は義理なのです。
たとえこちらが相手のことを思っていても相手が同じ思いでいるとは限りません。
そんなことはない!
嫁も大事な家族!
そういう家庭もあるでしょう。
分かります。
でも私のところは違いました。
特に義母は。
今後は悩んだら、自分が後悔のしない方を選ぼうと思います。
どんなに気を使ったとしても、それが相手に伝わるとは限らないし、無理してストレスを抱えたりするのは馬鹿らしいと思うようになりました。
それからは何を言われても気にしないことにしています。
その場をやり過ごせ良いだけです。
結局、他人は他人。
義理は義理なのです。
そう割り切ってから、以前よりストレス無く付き合いをしています。