
入院セットはいつまで経っても理解できない義母。

それでもバスタオルを届けた後はあまり電話もしてこなくなりました。
自分の希望が叶えばそれでいいのです。
希望が叶わないと叶うまで執着し続けます。
これも認知症のせいかと思いきやそれは義母本来の性分。
自分の思い通りになりさえすればあまり怒らないのです。
それに対してちゃちゃを入れるといきなり怒り出すんです。
でも世の中には自分の思い通りにならないことがたくさんあります。
入院生活は思い通りにならないことだらけ。
でも思い通りに行動するのが義母です。
Contents
面会制限中!とは面会してはダメだってことですが・・・
知り合いを呼びつけ外来フロアーで会う義母
当初頻繁に電話をしてきていた義母。
ある時から全然電話が来なくなりました。
不思議に思っていましたがどうやら近所の友人夫婦がいつも病院へ行って外来フロアーで長話をしている様子でした。
全く聞く耳を持ちません。
こういう迷惑な人がいるので病院スタッフも大変です。
そしてそれが元看護師だなんてね。
義母の唯一の友達のその知人宅は病院から車で5分の距離にありました。
近いこともあって毎日呼びつけていたようです。
そして何か必要なものがあればその人たちにお願いしていた様子でした。
旦那を見つけてついて出てくる義母

面会制限中は何かを届けるときはナースステーションで看護師さんへ渡します。
旦那も何度か頼まれたものを届けに行きました。
すると義母がどこからともなく表れて旦那に話しかけてきます。
旦那は、面会してはいけないので早々に帰ろうとしますが、そうすると一緒にエレベーターに乗り込んで玄関先まで付いてくる始末。
ダメだよといっても全く聞きません。
コロナ過の病院内は外部との接触を無くそうとかなりピリピリしているのに、義母のような人が一人いるだけでもしかすると、努力が水の泡になるかも知れないと思うと、本当にイライラします。
旦那も同じで、家族の言うことを聞かないだけならまだしも、人に迷惑をかける実母にイライラしかありません。
でも結局どんな状況下でも、人の言うことを聞かない人はいるんだなと実感しました。
そしてそれが身内にいるとは。
リハビリ用の靴は買いました。買ったら履きましょう
リハビリ用の靴は義母の家にはありません

今は病院でスリッパが不可となっています。
入院時は靴は履いていったものしか無く中履きが必要です。
病院売店では売っています。
そして義母は売店までは行くことが出来ました。
売店で買えばと言っても義母はいうことを聞きませんでした。
数日しても売店で買わずに、家にあるシューズを持ってきてと電話してきました。
しかし義母の家に人様の前で履けるようなシューズはありません。
旦那が探してみましたが
いつの靴?と思うような古い靴ばかり。
それに片手だから紐靴は無理です。
結局、病院売店で売っていたマジックテープの介護シューズを買って届けました。
これなら履きやすいし安全だろうと思って届けたシューズ。
結局義母はその介護シューズを履きませんでした。
人がしてくれたことへの感謝など無いのが義母なのです。
履き続けていたのは入院時に履いていった冬靴
義母が病院内で履いてリハビリまでこなしていたのは、リハビリ用に買った介護シューズではなく、入院時に履いていった黒い靴でした。
届けた靴、何で履かないの?と聞いても納得いく返答はありませんでした。
義母の靴は義母が工作を施した靴です。
身長が小さい義母はそれを気にしているせいか、靴を買うと靴の底にもう一枚底を貼り付けて釘のようなものを打ち付けて履いています。
どこでその技を習得したのかは不明ですが、ほとんどの靴がそういう仕様に変更されています。
外の小屋にはその不思議な靴に仕上げる靴工場と化しています。
別に人の趣味嗜好に文句をつけるつもりはありません。
が・・・
病院内で靴の底に釘のような金属が打ち付けられた靴を履いたら・・・
うるさいですよね。
コツコツコツとなる音は不快感しかないでしょう。
どんなふうに同部屋の人と関わっていたのか面会制限で部屋に入ることが無かったので知ることは出来ませんでしたが、同部屋の人はさぞ迷惑だったでしょう。
まとめ

3週間の入院は意外と早く過ぎていきました。
その間も、病状の説明やら転院先への申し込みやらで数回休みをとった旦那。
でも義母からは感謝の言葉など全くありません。
親をみるのは当然のことです。
でも感謝の言葉や態度が全くないのもどうかと思います。
やはり人間ですから感情があります。
たった一言で良いのにと思います。
そしてそんな義母以外に毎日世話をしなければならないことがありました。
義母は猫を飼っていたのです。
毎日通ってトイレの掃除と餌を与えていた旦那。
これも大変な作業でした。
でもこれにも感謝の言葉はありません。
それどころか嫌味の言葉。
義母よ。
息子だからと言って
やって当然なことは何一つないのですよ。
