認知症と診断を受けたあと定期的に受診するようになった義母。
もちろん、その度に旦那が早退して付き添います。

本人の意思とは違って、ちゃんと旦那の世話になっています。
通院の時は数日前に日時を連絡します。
その後は毎回決まったルーティンを繰り返します。
連絡した翌日は
前日の電話では
その後
それでも結局受診してくれています。
そして、通院している間はこの一連のルーティンは今後も続いていくでしょう。
Contents
認知症の通院。通院時もその後も色々大変
待合室で大声で会話する義母
脳神経外科の待合室。
普通は静かです。
そんな状況の中、義母はしゃべり続けるそうです。
(私は付き添ったことが無いので旦那の情報)
旦那ははずかしいので黙ってほしいのですが、普段一人暮らしだからでしょうかずっとしゃべり続けるそうです。
それもどーでもいいことを!
視線が気になる旦那が周りをみると、周りも患者と付き添いが二人1組で来ています。
そして視線から感じるのは認知症だから仕方ないという目。
認知症の家族なら、同じような思いをしているでしょう。
大変そうという同情する目。
そんなことは気にしない義母。
気になる旦那。
通院は旦那のストレスの時間となっています。
認知症診断を受け入れず医師の言葉は自分なりに書き換え
通院当初は薬の拒絶がありました。
なんで自分が脳神経の薬を飲まなきゃいけないんだ!と。
認知症と診断されたことを理解していないのです。
いえ、良いように理解していると言った方が良いかもしれません。
医師が話した内容を自分に都合が良いように書き換えています。
医師 「年齢なりの脳の萎縮があります。MRIでも所々白くなっています」
この言葉を義母は
年齢なり=OK
と理解していました。
それ以外に行った長谷川式認知症スケールも良い点数を取れなかった義母。
画像診断と認知症スケールを合わせて初期の認知症と判断されたのですが、本人は自分が認知症と診断されたことを受け入れていません。
だから薬も飲みたくないのです。
そうすれば一人で暮らせなくなるよ!
一人で自由気ままに暮らしたい義母は一人暮らしが出来なくなるのは嫌なこと。
受け入れて飲むと言います。
しかし
認知症の義母は忘れます。
体が痒い!は薬を飲みたくない義母の言い訳?
はじめシブシブ飲んだ薬ですがしばらく経ったら減っていません。
見えるところは何の異常も無さそうです。
さすがに息子でもお尻を出して見せろとは言えなかったようです。
薬が無いのは事実なので病院へ電話しました。
当たり前ですが、一度受診してく下さいとなりました。
受診結果は、薬による痒みなら一部にだけ症状がでることはないだろうと言うことでした。
だけど、一応薬を変えてみました。
薬を変えてから痒みの訴えはありません。
本当に痒かったかただ単に薬を飲まないための言い訳だったかは義母にしか分かりません。なので、薬を変えた効果なのかは不明です。
その後も体は痒くないはずなのに
薬はきちんと飲めません。
ある時残薬が不足。飲みすぎ?それとも捨てた?

それでもどうにか飲んでもらいたい薬。
「見えるところにあればきちんと飲むのでは?」
とカレンダーに貼り付けることにしました。
カレンダーに毎日1錠の薬をテープのりで貼り付けます。
それでも1週間後に行ってみると、残っている日があったりします。
ある時、次の薬を貼り付けようと薬袋を探してもどこにもありません。
義母に聞いてもハッキリしません。
結局、病院へ行って次回病院へ行く予定だった日までの分を薬を再調剤してもらうことになりました。
再調剤して初めて知ったことがあります。
再調剤にかかる薬代は健康保険は適用になりません。
全額自己負担なのです。
薬代だけではなく調剤基本料などを含めた全額が自己負担となります。
結構な金額を支払うことになりますので要注意です。
認知症の人に薬を飲ませるときに注意すること!
- 飲み忘れ
- 飲みすぎ
- 紛失
どれも大変なことになりますのでやはり周りの人の管理が必要になります。
その後、義母の薬はカレンダーには1週分だけ貼って、残りは旦那が保管しています。
どうせ最低でも週1回は義母宅に行くのでそれが安心です。

まとめ

投薬の管理はやはり本人だけでは出来ません。
周りの人がサポートが必要です。
紛失すれば余計に病院へ行く必要があり時間をとられます。
その上、自費で薬をもらうことになります。
投薬管理をすることで
決められた薬をきちんと飲むことで本人の生活質も守られる
投薬管理はとても重要です。
本人にあったやり方で、飲み忘れや紛失を出来る限り減らすことが出来ればいいですね。